第126回 北信越高校野球石川大会(春) 決勝

星稜ー金沢商

2012年5月13日 石川県立野球場

▽決勝

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
金沢商
星稜 14

(金)油谷、岩井-小松
(星)森山、畑中-鹿屋
【本塁打】越中、森山、山本善(星)
【二塁打】北村(星)小松(金)

 

金沢商  打安点振球犠盗失残
9河 内 31011----
4大 森 4201----1
81岩 井 3121-1---
3高 井 221-1---3
5林   3101-1--1
2小 松 4101----1
6木 井 4001-----
1油 谷 100------
8吉 川 100-1----
H西 川 100------
7平 田 2001-----
7川 辺 200------
   計 3083742006

投 手 回   数打安振球責 
油 谷  3     58188114
岩 井  5     68226533

星稜   打安点振球犠盗失残
5丸 山 410-1---1
7越 中 3211-2---
6北 村 540-----2
3山本大 300-2-1--
19森 山 31211---2
4山本善 312--1---
2鹿 屋 4311--1-3
8今 村 4101--1-1
9洞 庭 2001-----
H若 宮 110------
1畑 中 1001-----
   計 33146643309

投 手 回   数打安振球責 
森 山 5   96226623
畑 中 4   47142120

 

戦評

春季北信越石川県大会決勝は、星稜が金沢商に7-3で逆転勝ちし、2年ぶりの県制覇を果たした。
星稜は3回、エース兼主砲・森山の決勝2ランを含む1イニング3ホーマーで試合をひっくり返した。
両校は6月2日から4日間、福井県営球場を主会場にして行われる北信越大会に石川県代表として出場する。

 

初回に1点先制された星稜は3回、越中がライトに同点ホームラン。森山が右中間に勝ち越しのツーラン、山本善もレフトに4点目となるホームランを放った。1点差を追った3回、4回には暴投で5点目、さらに山本善のスクイズで6点目、鹿屋のライト前タイムリーで7点目を挙げた。

金沢商は初回、先頭河内が四球、続く大森レフト前(エンドラン)でノーアウト1・3塁と攻め岩井のセンターへの犠牲フライで先制した。なおワンアウト2・3塁のチャンスに2者連続三振。5回ツーアウトから4連打で2点を返したが、初回に畳み掛けられなかったのが最後まで響いた。

グラウンドにいた誰もが驚きの声をあげた。「投高打低」が目立つプロ野球ではめったに見られないような1イニング3発。ドカーンと派手に打っての逆転勝利で優勝した星稜攻撃陣。今大会は5試合で計71得点を奪い取った。その主役は5番・森山だ。187センチ85キロ、長身左腕としてプロから注目されているが、打ってもすごい。1点差を追った3回、越中のソロで追いつき、なおもツーアウト2塁、外角のスライダーを右中間スタンドに運ぶツーランで勝ち越した。前日の準決勝、遊学館戦でもタイムリーツーベースを放つなど、強打が目を引く森山について恩師である山下総監督は「将来はあの打力を生かした方がいいかも。ほとんど打撃練習もしていないのに、鋭い打球を打てるのだから、伸びしろはある」と評している。

金沢商は逆転負けしたものの、収穫もあった。リリーフした左腕・岩井が立ち直って5回から追加点を許さなかったからだ。「低めのスライダーが有効だと分かった。北信越大会でも強豪校と対戦するが、そこで、もっと力をつけたい」と岩井は談話を残していた。その一方で、星稜打線がパワーアップしていたことを実感。昨年11月に練習試合で対戦した時は金沢商が4-3で競り勝ったが、一冬を越えて振りが鋭くなっていた。

夏の甲子園への前哨戦。例年春勝つと夏負けるジンクスがある石川大会。今年は是非ともそうなって遊学館の夏の甲子園出場を願いたい。

最後に、星稜・金沢商両校の北信越大会での健闘を期待したい。

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