第20回 一年生大会 準決勝

NO IMAGE

遊学館ー金沢

2012年11月10日 石川県立野球場

▽準決勝

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
遊学館 11
金沢 13

(遊)河合、松田、牧井-大村、松尾
(金)西居、中村、羽部、山根、西居-田中
【三塁打】金村(金)河合(遊)
【二塁打】北川2、山崎、杉田(金)木澤、岡本、牧井(遊)

 
一年生大会準決勝。相手は、星稜にコールド勝ちした金沢。好投手岩下を攻略した打線は今大会No.1か。
金沢は一年生全員がベンチに入っているのか、40人くらいがベンチに入っており、スタンドよりもベンチからの声が大きい。
遊学館は今日も二年生は練習試合ということで応援に来ていないが、谷口・平井・長田など甲子園出場した3年生らがスタンドからメガホンで応援。これは心強い。

金沢先発の西居は、初回三者凡退と好調なスタート。右の本格派らしい伸びのあるストレートと、低めにするどく曲がるスライダーが冴える。今日はこの低めの変化球に苦戦しそう。

遊学館先発は河合、今日は立ち上がりから制球に苦しんだ。初回、四球と失策が絡んで1死二三塁のピンチを招き、金沢四番の金村にタイムリーを浴びて先制点を許す。さらにピンチが続いたが、奥平を併殺に仕留めて1点にとどめた。3回までは毎回ヒットを打たれる苦しいピッチング、ストレートの走りは良いが、制球に苦しみ本来のピッチングができないまま、なんとか凌いで中盤へ。

0−1と金沢リードで迎えた5回表、遊学館はエラーで出塁の河合を送りバントで二塁に進める。続く木澤が低めの変化球をうまくカットで粘り、インコースのまっすぐをうまくセンターへ弾き返して、1死一三塁とチャンスを広げる。木澤は唯一低めに対応できていた。石倉が三振で2死となるが、岡本がレフトへヒットを放ち同点に追いつく。続く喜多もヒットを打って満塁と攻めたてるが、田中がショートゴロに倒れてこの回1点止まり。

同点においついた遊学館だったが、5回裏、1死から杉田にヒットされた所で、ピッチャー松田に交代。河合は中盤までよく粘ったと思う。代わった松田だが、北川に二塁打を打たれ1失点、國谷のヒットなどで2死一二塁とし、奥平にもタイムリーを浴びてさらに1失点。この回2失点で、1−3と再び金沢がリードする。

西居相手に2点差は痛いと思っていたが、6回表、遊学館先頭の中山がヒットで出塁した所で、金沢は西居から左の中村に交代。西居はファーストに入り、中村は北川と交代し2番に入った。西居の交代と、当たっている北川がベンチに下がったのは意外、ここはチャンスと思った所で、見事に遊学館の集中打が決まる。
中山ライト前ヒットの後、大村レフト前ヒット、河合は三振するが、川岸が四球を選び1死満塁。ここで今日はとても頼りになる木澤が、センターオーバーの二塁打で2点、さらにワイルドピッチで1点追加した所で、金沢はピッチャー羽部に交代。2死三塁となるが、岡本がライトへ二塁打を放ち1点追加。岡本もようやくトップバッターの活躍ができた。この回4点で一気に5−3と逆転に成功した。羽部はゆったりしたフォームから伸びのある直球を投げ込み、低めにきまるスライダーもキレがあった。金沢は、西居以外にも好投手がいて羨ましい。

逆転したその裏、やはり松田がピリッとせず、先頭山崎に二塁打を打たれ、1死三塁からパスボールで1失点。5−4と1点差に詰め寄られる。
さらに7回裏、1死から金村に三塁打を打たれた所で、遊学館は三人目牧井に交代。今日の松田はストレートがまったく走らず、金沢にまっすぐを狙われて長打を浴びた。ピンチで登場した牧井だが、奥平を一塁ファウルフライ、山崎をセンターフライに打ち取りピンチを凌ぐ。この回の牧井の好リリーフは大きい。

8回表、遊学館は先頭の河合が、すばらしい当たりのセンターオーバー三塁打、1死三塁で今日当たっている木澤を迎えた所で、金沢のピッチャーが山根に交代。ここで木澤はセンターへきっちり運び、犠牲フライで1点。さらに牧井の三塁線を破る二塁打、岡本のショートへの当たりがエラーを誘い、2死二三塁で喜多。喜多はジャストミートするが、マウンドに跳ね返り、セカンドゴロ。この回1点止まり。6−4と2点差に突き放す。

8回裏、牧井が2死から四球を出してしまい、続く杉田がレフトオーバーの二塁打で1点返す。6−5とまたもや1点差。

いよいよ1点リードで迎えた9回裏、遊学館は前の回大村に代走を出していたので、キャッチャー松尾に交代。先頭の園谷を牧井得意の縦のカーブで三振に仕留めるが、キャッチャー捕れずバッター振り逃げで一塁へ。ここで好調の四番金村に送りバントをさせて1死二塁。ここは打ってこられるほうが嫌だった。しかし、続く奥平の時に牧井の縦のカーブがワイルドピッチになり、1死三塁のピンチ。キャッチャー松尾が牧井の変化球になれていないのか、ランナーを三塁に置いた状況で変化球は投げにくい状況。しかし今日の牧井はすばらしかった。力のある高め気迫のストレートで奥平をセカンドフライに。最後のバッター山崎は三遊間にいい当たりだったが、中山が好捕して一塁へ送球。これでゲームセット。

白熱した点の取り合いを制し、遊学館が2010年の優勝以来、2年ぶりの決勝進出を決めた。
金沢の部員数にも驚いたが、各打者の打球もするどく、投手陣も豊富。星稜に圧勝してきた本命かと思われたが、遊学館もまったく打ち負けていなかった。今日は8番に下がった木澤の奮起、牧井の好救援が勝因か。

明日は9時から、県立球場で桜丘との決勝戦で2年ぶりの優勝を狙う。

 


【遊学館】
      打安点振球犠盗
(中)岡 本 522----
(右)喜 多 510----
(二)田 中 5001---
(三)中 山 5102---
(捕)大 村 31012--
 走 丹 羽 000----
 捕 松 尾 000----
(投)左
   河 合 41011--
(遊)川 岸 300111-
(一)木 澤 333--1-
(左)石 倉 2101---
 投 松 田 1001---
 投 牧 井 110----
    計  371158420


投 手 回   数打安振球責 
河 合 41/3   69196221
松 田 2   40126201
牧 井 22/3   43111111


【金 沢】
      打安点振球犠盗
(中)杉 田 431-1-2
(一)北 川 221--1-
 投 中 村 000----
 投 羽 部 1001---
 投 山 根 100----
 一 安 野 000----
(遊)國 谷 4102-1-
(三)金 村 431--1-
(二)奥 平 511----
(左)山 崎 5201---
(捕)田 中 300-1--
(右)鍋 谷 400----
(投)一投
   西 居 31011--
     計  361345332210

投 手 回   数打安振球責 
西 居 5   73226510
中 村 1/3  2542212
羽 部 2   3282000
山 根 11/3 3681120
西 居 1/3  110000