第98回全国高校野球選手権石川大会 3回戦 vs小松

遊学館 対 小松

◇3回戦 ◇石川県立野球場 ◇2016年7月21日

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
小松 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
遊学館 0 0 1 1 0 0 0 0 x 2
(小)宇田-福本
(遊)戸部、琴浦-内潟
【二塁打】菅波、飯田、福本(小)内潟、池上(遊)

 

戦評

◆第98回全国高校野球選手権石川大会 ▽3回戦 遊学館2―1小松(21日・石川県立野球場) 2回に先制された遊学館は、立ち上がりの調子がいまひとつだった先発・戸部から琴浦に素早い継投。3回に同点に追いつくと、4回には内潟の二塁打と岩渕の適時打で逆転に成功。琴浦はテンポの良い投球で、小松の反撃を0点に抑えて、2ー1と辛くも逃げ切った。

2回戦での大勝が打線の油断に繋がったのか。小松と夏の大会で対戦するのは、これで4度目。2011年こそ7ー0で勝利しているが、2012年は1ー0、2013年は6ー5のサヨナラ勝ちと常に接戦を演じている。今春は、小松と2度対戦しており、練習試合で11ー1、春季大会で16ー5、と2連勝しているだけに、ここまで苦戦するとは予想できず、改めて小松の夏の集中力の凄さを感じた。

小松の先発はエースナンバーの宇田投手。春に2試合しているが、宇田は一度も登板していない。毎年夏には好成績を残す小松。この試合に照準を合わせてきた印象を受けた。

対する遊学館の先発もエースの戸部。春季大会にも小松相手に投げて、5回5失点と打ち込まれた相手。戸部は初回こそ三者凡退に抑えたが、2回、ここまで8打数7安打と警戒していた4番・菅波に二塁打を打たれると、宇田に先制となる適時打を浴びる。3回に飯田の二塁打と死球で2死一、三塁とした所で、早々に戸部から琴浦へ交代。この山本監督の早い決断が、明暗を分けた試合だった。

また、3回にショートゴロの間に同点とした遊学館だったが、バックホームされていればアウトのタイミング。小松としては防げた1点だったのかもしれない。いずれにしても際どいプレーだった。

小松・宇田の前に内野ゴロ13と完全に術中にはまった遊学館打線だったが、琴浦の好投に救われた。琴浦は、3回の2死満塁を凌ぐと、いつも通りの淡々とした投球で、火のつきかけた小松打線を0点に抑えていく。6、7、8回は三者凡退。9回に1安打されるも最後の打者を右飛に打ちとってゲームセット。非常にテンポの良い1時間38分の短い試合で、遊学館が辛くも逃げ切った。

これで、創部以来16年連続の夏ベスト8進出。準々決勝の相手は、今大会調子を上げてきたライバル金沢が相手。準々決勝は、23日(土)12時30分より、金沢市民球場で行われる。
 

打者成績

【小松】
守備 選手名 打数 安打 打点 三振 四球 犠打 盗塁
(遊) 飯田 4 1 0
(右) 田中 4 0 0
(二) 木田 3 1 0 1 1 1
(左) 菅波 3 1 0 1
(三) 河端 3 0 0 1
(投) 宇田 4 1 1 1
(捕) 福本 4 2 0
(一) 谷口 3 0 0 1
(中) 上原子 3 0 0
31 6 1 2 2 2 1
【遊学館】
守備 選手名 打数 安打 打点 三振 四球 犠打 盗塁
(遊) 中村康 3 0 0 1
(三) 藤原 4 1 0
(中) 保科 3 1 0 1
(捕) 内潟 4 1 0
(右) 中野 4 1 0 1
(一) 岩渕 3 1 1 1
(左) 池上 3 2 0
石田 0 0 0
左藤 0 0 0
(投) 戸部 0 0 0
琴浦 3 0 0 1
(二) 平井 3 0 1
30 7 2 3 1 1 0

投手成績

【小松】
選手名 回数 球数 打者 安打 三振 四死 自責
宇田 8 100 32 7 3 1 1
【遊学館】
選手名 回数 球数 打者 安打 三振 四死 自責
戸部 2 2/3 38 12 3 1 1 1
琴浦 6 1/3 59 23 3 1 1 0

 

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