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第98回全国高校野球選手権石川大会 準決勝 vs航空石川

   

20160725

遊学館 対 航空石川

◇準決勝 ◇石川県立野球場 ◇2016年7月25日

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
遊学館 0 0 0 2 0 2 1 0 0 5
航空石川 0 1 1 6 0 0 0 0 x 8
(遊)戸部、琴浦-内潟
(航)佐渡、野村、打田-大谷
【三塁打】中野(遊)
【二塁打】中村康、保科(遊)上田(航)

 

戦評

◆第98回全国高校野球選手権石川大会 ▽準決勝 遊学館5―8航空石川(25日・石川県立野球場) 
2点を先制された遊学館は、4回に中村康、中野の連続長打で1点、藤原のセカンドゴロの間に1点を返して同点とするが、追いついた直後の4回裏に、5安打3失策で大量6点を失ってしまう。その後、3点差まで追い上げて、最終回は2死満塁の好機で内潟という場面を作ったが、レフトフライで試合終了。昨年に続いての決勝進出はならなかった。

ここまで4試合すべてにコールド勝ちしてきた航空石川に対して、序盤から打ってリズムを作りたい遊学館だったが、航空石川の先発・佐渡の前に、3回無安打3三振と、主導権を握れない。また、遊学館の先発・戸部も2回1/3で降板と、序盤は航空石川が2-0と主導権を握る。

しかし、打ち合いでは負けない遊学館は、4回に中村康の二塁打と中野の三塁打で同点とし、一気に流れを引き寄せたかにみえたが、直後の4回裏、悪送球2つで失点すると、この回は5安打3失策と一気に畳み掛けられて、大量6失点を許してしまう。準々決勝では、投手陣を援護した守備陣だったが、この日はミスを連発してしまった。航空石川の2番手・野村を攻略しかけていた遊学館打線だったが、6失点の後は打線の勢いも止まってしまった。

それでも諦めない遊学館は、6回には保科のタイムリー二塁打と相手ミスで2点、7回は中村康の内野安打で1点を返して、3点差のまま試合は最終回へ。9回最後の攻撃は、平井、中村康の連打から藤原が四球を選び、2死満塁で4番・内潟へ繋いだ。1本出ればという場面だったが、内潟はレフトフライに倒れて試合終了。昨年に続いての決勝進出はならず、2連覇の夢も絶たれてしまった。リリーフした琴浦は6失点するも、自責点は0と粘り強い投球をみせただけに、改めて守りのミスの怖さを知らされたゲームだった。

最後まで諦めずにくらいついた選手みんなの粘りには感動した。最後の打者は内潟となってしまったが、キャプテンとして、4番として、これまで何度もチームを救ってきた選手。彼で終われた事には悔いはない。真っ向勝負してきた航空石川・打田投手の球威は、それだけ素晴らしかった。

また、航空石川といえば、ブラスバンドと一体となった県内屈指の大応援団が売りだが、遊学館の大応援団も負けていなかった。ブラスバンドとスタンドが一体となって両校力を尽くした好ゲームだった。

今年の3年生は1年生大会で優勝し、昨秋から期待されていたチームだったが、公式戦ではなかなか結果が出なかった。3年生の高校野球はこれで終わりだが、好選手が多いだけに、これから上のレベルで活躍してくれることを期待したい。3年生の皆さん本当にお疲れ様でした。
 

打者成績

【遊学館】
守備 選手名 打数 安打 打点 三振 四球 犠打 盗塁
(遊) 中村康 5 3 1 1
(右) 中野 4 1 1 1 1
(三) 藤原 4 1 1 1 1 1
(捕) 内潟 4 1 0 2 1
(中) 保科 4 1 1
(一) 岩渕 3 0 0 2 1
(左) 池上 3 0 0 2 1
(投) 戸部 1 0 0
琴浦 1 0 0 1
中村大 1 0 0
(二) 平井 4 1 0 1
34 8 4 10 5 1 1
【航空石川】
守備 選手名 打数 安打 打点 三振 四球 犠打 盗塁
(遊) 山口 4 3 0 1
(一) 尾畑 4 0 0 1
(捕) 大谷 5 3 1 1
(右)投右 野村 3 2 0 1 1
(左) 上田 4 1 2 2
打田 1 1 0
(中) 谷口 4 1 2 1
(三) 松田 3 0 0 1
(二) 柏木 3 1 0 1
(投) 佐渡 1 0 0
右左 小松 1 0 1 1 1 1
33 8 6 2 4 5 2

投手成績

【遊学館】
選手名 回数 球数 打者 安打 三振 四死 自責
戸部 2 1/3 52 13 4 0 2 1
琴浦 5 2/3 90 29 8 2 2 0
【航空石川】
選手名 回数 球数 打者 安打 三振 四死 自責
佐渡 3 0/3 30 10 1 3 0 1
野村 2 3/3 50 14 3 5 2 2
打田 3 56 16 4 2 3 1

 

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