第135回 北信越高校野球石川大会(秋) 準々決勝 VS金沢商

第135回 北信越高校野球石川大会(秋) 準々決勝 VS金沢商

遊学館 対 金沢商

◇準々決勝 ◇金沢市民野球場 ◇2016年9月24日

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
遊学館 0 0 0 0 0 3 0 1 0 4
金沢商 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2
(遊)栃原-井川、栃折
(金)高田-岡田駿
【本塁打】椎名(遊)
【三塁打】下谷(遊)平田、田中(金)

 
20160924

戦評

◆秋季高校野球石川県大会 ▽準々決勝 遊学館4ー2 金沢商(24日・金沢市民野球場)
遊学館は序盤リードを許すも、6回に野坂の適時打と椎名の犠飛で逆転に成功すると、8回には椎名の本塁打でダメ押し。初戦に続き、エース栃原の好投で準決勝進出を決めた。

準々決勝は、シード校の好投手高田と強力打線を擁する金沢商との対戦。
遊学館は序盤、一、三塁や満塁の好機を作るも無得点。一方の金沢商は、初回に先頭平田の三塁打と、続く野村の適時打が飛び出す。金沢商は、打者2人であっさり先制すると、2回にも田中の三塁打で1点を追加し、2−0とリードを広げる。

初戦の明倫戦では好投した栃原だったが、この日は力みがあったのか、序盤は2死からランナーを出すなど、2失点とペースを掴めない。金沢商のペースで試合は進む。

しかし、4回・5回に、栃原がようやく相手を3者凡退に抑えて流れを掴む。
すると、遊学館は6回、1死満塁から、野坂の二塁強襲の2点適時打でまず同点。続く椎名の犠打飛球で3ー2と逆転に成功し、一気に試合をひっくり返す。
さらに8回には、2死から4番・椎名が、広い市民球場の左中間最深部へ、弾丸ライナーでの本塁打を放ち貴重な追加点を挙げる。

立ち上がりこそ、調子が上がらなかった栃原だったが、中盤以降はコーナーを丁寧につき相手に的を絞らせず、4回から8回まではすべて3者凡退と完璧な投球内容。終わってみれば無四球の完投勝利でベスト4進出を決めた。

序盤は、金沢商・高田の右打者膝下に決まる真っ直ぐに苦しんだが、3安打の水本や2安打の下谷といった左打者の活躍で、中盤以降の高田のペースが狂ってきた。
また、この日も盗塁やエンドランといった山本監督の采配が冴え渡った。中盤以降、唯一のピンチを迎えた9回は、守備固めに入っていた野村の美技が飛び出して、窮地を救った。

この日もこれまで同様、守備からリズムを作るゲームができて、内容としては非常に素晴らしかった。前評判の高くなかった新チームだったが、2ヶ月足らずで鍛え上げてベスト4まで進出した。試合経験の少ないチームだったが、勝っても負けてもあと2試合公式戦で戦えることになったのは非常に大きい。次の相手は夏に敗れた航空石川が相手。夏と同じ準決勝ということもあり、リベンジを期待したい。
 

打者成績

【遊学館】
守備 選手名 打数 安打 打点 三振 四球 犠打 盗塁
(遊) 牧野 4 2 0 1
(中) 左藤 4 0 0 1
(三) 野坂 4 1 2 1
(右) 椎名 3 1 2 2
大和 0 0 0
(一) 下谷 4 2 0 1
(捕) 井川 2 0 0
川口 1 0 0
栃折 2 0 0
(左)右 上田 4 0 0 1
(投) 栃原 4 0 0 1 1
(二) 水本 3 3 0 1 1
野村 0 0 0
35 9 4 1 6 3 1
【金沢商】
守備 選手名 打数 安打 打点 三振 四球 犠打 盗塁
(三) 平田 4 1 0 1
(左) 野村 4 1 1 1
(右) 小寺 3 0 0 1
(一) 谷川 4 1 0
坂西 0 0 0
(遊) 高畠 4 1 0 1
(二) 弓波 4 0 0 1
(投) 高田 4 0 0 1
(捕) 岡田駿 3 1 0
(中) 田中 3 1 1
33 6 2 5 0 1 0

 

投手成績

【遊学館】
選手名 回数 球数 打者 安打 三振 四死 自責
栃原 9 105 34 6 5 0 2
【金沢商】
選手名 回数 球数 打者 安打 三振 四死 自責
高田 9 154 44 9 1 6 4