第99回全国高校野球選手権石川大会 準決勝 vs寺井

遊学館 対 寺井

◇準決勝 ◇石川県立野球場 ◇2017年7月28日

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
遊学館 0 0 1 1 0 0 0 1 3 6
寺井 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
(遊)石橋-牧野
(寺)西川-下口
【三塁打】牧野(遊)
【二塁打】坂元、椎名(遊)和多、西川旭(寺)

 
20170728

◆第99回全国高校野球選手権石川大会 ▽準決勝 遊学館6―1寺井(28日・石川県立野球場)
中盤攻めあぐねた遊学館だったが、1点リードで迎えた終盤に牧野(2年)の適時打で待望の追加点、下谷(3年)の適時打でダメ押し。投げてはエース石橋(3年)が寺井打線を1失点完投。春にコールド負けを喫した寺井との再戦を制して2年ぶりの決勝進出。

春の初戦、まさかのコールド負けを喫し、この夏のテーマを“逆襲の夏”と掲げ、リベンジに燃える遊学館。準決勝の相手は、まさしくリベンジすべき相手、寺井となった。寺井は、準々決勝の津幡戦で、9回1点ビハインドから西川英が自らタイムリーを放ちサヨナラ勝ちを収め、接戦をものにし勝ち上がってきた。春のリベンジに燃える遊学館は、準々決勝と同じスターティングメンバーで臨んだ。

試合が動いたのは3回の遊学館、ヒットで塁に出た坂元を二塁に置いて、打撃好調な牧野が右中間フェンス直撃の三塁打で先制した。続く4回には、2死二、三塁から、石橋のライト前ヒットで1点を追加してゲームの流れを掴んだ。
しかし、5回、寺井の攻撃は簡単に2アウトとなったが、清川のヒットと西川旭のタイムリー2ベースで1点を返し、春の対戦同様1点差の競った展開で後半勝負となった。

春は6回、7回に自滅した遊学館だったが、この日の石橋は集中力を切らさず、三者凡退で抑えて流れを渡さない。遊学館も西川を攻めあぐねていたが、打者はファールで粘ったり、ボールの見極めもしっかりしていて西川の球数を増やした。特に牧野のファウルでの粘りは、相手投手にはとても嫌だったかもしれない。

次の1点が大きい展開で、8回に牧野のこの日2本目のタイムリーが飛び出し待望の追加点が遊学館に入り、中1日の西川にも多少疲れが見えてきた。9回の遊学館は、下谷のこの日3本目のヒットが2点タイムリーとなり、続く坂元のショート後方にポトリと落ちるヒットがダメを押した。

石橋はランナーこそ出すものの、要所を締めて7安打1失点の完投勝利。寺井の各打者は早打ちが目立ち、どこか焦りも見られたが、春に乱れた守備陣もノーエラーで守りきり見事にリベンジを果たした。

準決勝第2試合は、昨夏覇者・星稜vs昨秋覇者・航空石川の優勝候補同士の激突。航空石川の好投手佐渡から7点を取って星稜がリードを広げるが、終盤に航空石川が3ランなどで追いつくと試合は延長戦へ。11回に航空石川は4番・上田の適時打でサヨナラ勝ち。2年連続の決勝進出を決めた。

航空石川は、昨夏・昨秋とともに準決勝で対戦して、いずれも敗れている相手だが最後の夏は譲れない。ノーシードから勝ち上がってきて勢いをつけてきた遊学館に流れはある。3年生の椎名、下谷に当たりが出てきただけに打線は繋がる。あとはこっちの上田と栃原の頑張りで逆襲の夏は完成する。決勝戦は、29日(土)13時から県立野球場で行われる。
 
【談話】
山本監督(遊学館):余裕は無かった。送りバントの面とか含めて私の采配ミス。石橋の好投が光った。明日は一生懸命戦うだけです。

荒谷監督(寺井):やれるだけのことはやった。ピッチャーもよく投げた。試合運びをもっと上手くしてあげられればもっとやれた。
 
【航空石川との対戦スコア】
2016年夏(第98回全国高校野球選手権石川大会 準決勝)
2016年秋(第135回北信越高校野球石川大会 準決勝)
 

【遊学館】
守備 選手名 打数 安打 打点 三振 四球 犠打 盗塁
(捕) 牧野 4 2 2 1
(遊) 細呂木 3 0 0 1 1 1
(左) 澤井 5 1 0 1 1
(右) 椎名 5 2 0
(三) 野坂 4 1 0 1
(中) 佐藤 3 0 0
上田 1 0 0 1
(一) 下谷 4 3 2 1 1
(二) 坂元 5 2 1 1 2
(投) 石橋 4 2 1 1 1
38 13 7 4 3 2 6

 

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