第137回 北信越高校野球石川大会(秋) 3回戦 vs北陸学院

第137回 北信越高校野球石川大会(秋) 3回戦 vs北陸学院

遊学館 対 北陸学院

◇3回戦 ◇石川県立野球場 ◇2017年9月18日

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
遊学館 0 3 0 0 1 0 1 0 1 0 0 0 6
北陸学院 2 0 1 1 0 1 0 0 1 0 0 1x 7x
=延長12回=
(遊)保科、川江、渡邉竜、加藤-牧野
(北)小竹、小堀-二又
【本塁打】宮本(北)
【三塁打】津口(北)
【二塁打】佐藤、牧野2、坂元(遊)才野、宮本(北)

 

◆第137回北信越高校野球石川大会 ▽3回戦 遊学館6ー7x北陸学院 =延長12回=(18日・石川県立野球場)
夏の再戦となった秋3回戦は、序盤から点の取り合いで二転三転する試合展開となったが、延長12回、代打・山本歩のタイムリーで北陸学院がサヨナラ勝ちした。

北陸学院は初戦の穴水戦で16得点を上げ、2回戦は金沢を倒した金市工相手に、1安打完封と投打がかみ合って遊学館戦に臨んだ。
遊学館の先発は保科、北陸学院は金市工戦で1安打完封した中1日の小竹。先制したのは北陸学院だった。2回裏、ランナーを1人置いて、3番・宮本の場面。金市工戦でも1人で4打点を挙げており、一番警戒していた打者だったが、2試合連続となる2ランを打たれて先制を許してしまう。しかし、遊学館はすぐさま佐藤の二塁打と伊藤のタイムリーで3点を奪い逆転し流れを渡さない。
しかし、3回にまたも宮本に2点適時打を打たれて同点とされると、4回には下位の津口に三塁打を打たれ勝ち越されてしまう。

遊学館は追いつくものの、すぐに得点され、なかなか流れを引き寄せられない。保科から川江、渡邉竜と繋いで、なんとか相手の攻撃を凌いで、試合は同点のまま9回に。

9回、ヒットで出塁した伊藤がパスボールで三塁へ進み、無死三塁のチャンス。1死後、牧野のセカンド強襲安打でついに勝ち越しに成功する。最後のマウンド上がった渡邉竜は、簡単に2アウトを取るが、岡本に四球、宮本、二又に連打を浴び(宮本はあと二塁打でサイクル)るなど突然崩れ、二死満塁のピンチ。ここで代わったピッチャーは公式戦初マウンドの1年生・加藤。しかし、1年生には荷が重すぎたか、小竹に押し出しの四球を与えて同点とされ、試合は延長戦へ。

延長に入ると、北陸学院は小竹から小堀にスイッチし、10回、11回を三者凡退と遊学館に反撃の機会を与えない。加藤はヒットを打たれながらも、辛抱のピッチングで抑えた。

12回表、遊学館は、先頭の牧野がレフト線へ二塁打を打ってチャンスを作るが、続く橋場の送りバントは、小堀の好判断で三塁封殺。ランナーが一塁に残ったが、竹村のショートゴロが併殺打となり勝ち越す大きなチャンスを逃した。
その裏、加藤はあっさりフライ2つであと一人とするが、またしてもここから四球2つを与えてしまい、代打の山本歩にセンター前に打たれ、セカンドランナーがホームへ還りサヨナラとなった。

ポイントは9回と12回の2アウトから北陸学院の粘り。最後までまだ諦めないという執念が強かった。正直、遊学館の個々の能力は高いと思うがチームとしての強さは前チームの方が強い。まだまだ若いチーム、このひと冬を越え体力的にも精神的にも鍛え上げ、来春、来夏にはランクアップした遊学館に期待したい。この敗戦を無駄にして欲しくない。そして、北陸学院にはぜひ石川代表となりセンバツ切符を勝ち取ってきて欲しい。