第94回全国高校野球選手権石川大会 準決勝

遊学館ー小松

2012年7月27日 石川県立野球場

▽準決勝

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
遊学館
小松

(遊)黒萩、平井翔-小林
(小)中島-中田
【二塁打】谷口(遊)前川、中田(小)
 
準決勝の相手は小松高校。1年生大会から何度か対戦しているが、小松の中島投手を今ひとつ打てていない。
なんとしても先取点が欲しい遊学館は初回、谷口がヒットで出塁し藤口が送り、一死二塁の場面で小林だったがピッチャーゴロ。続く三回にも谷口ライト前ヒット&好走塁の二塁打で出塁。藤口倒れて一死二塁の場面で小林がレフトフライ。ヒットを打ちながら点が入らない嫌なムードだったが、続く黒萩がセンター前に弾き返し、谷口が二塁からホームインで1点を先制した。谷口以外のランナーだったら本塁でアウトかというタイミングだった。

遊学館の黒萩は、初回三者凡退で抑え、好調な滑り出し。今大会では一番と言ってもくらいストレートも走っていた。
しかし、さすがに打線好調の小松は5回に一死一三塁と黒萩を攻め、ここでピッチャー平井翔に交代。ここでバッター山根がセーフティスクイズを試みるも、三塁ランナー挟まれてアウト。このワンプレーは助かった。

リリーフした平井翔は、いつも通り制球もよく、変化球をコーナーに決めて、小松打線を抑え込んでいる。あとは追加点を取るだけなのだが、中島投手の低めにコントロールされた変化球をうまく打たされ得点できない。

平井翔が抑える、遊学館が毎回のようにランナーを出す。しかし、点が入らないという嫌な展開になってきた。

1−0のまま迎えた8回裏、小松高校の攻撃は、2番からの好打順。嫌な感じがしたが、今大会好調な山根・西口を打ち取り2アウト。ここで気を緩めたのかこの試合当たっている中島、今大会不調の四番高見に連続ヒットを浴び、二死一二塁のピンチ。ここで森の打球はいい当たりでライトへ飛ぶが、ライトフライ。なんとかピンチを凌いだ。

9回表、遊学館は谷口の今日三本目のヒットと送りバントで一死二塁のチャンス。バッター小林という場面だったが、フェンスぎりぎりのライトフライに倒れる。差し込まれた感じの打球だったので、あとひと伸びがなかった。
谷口が完全復活したが、今度は小林が打てない。なかなか繋がらないのが今年のチームである。

9回裏、小松は一死一塁と同点のランナー。キャッチャー小林がファンブルしている間にランナー二塁へ走るが、小林落ち着いて送球して二塁アウト。このプレーは、ボールが審判に当たっており、審判に当たっていなかったら後ろに逸らしていたかもしれない。この辺のツキも遊学館にあった。そして最後の打者をサードゴロに仕留めゲームセット。

両チームノーエラーと非常にしまった好ゲームでした。あまり点は取れないと思ってはいたが、まさか1−0になるとは予想できなかった。小松高校は本当にいいチーム、投手を中心にピンチでも動じない精神力はすばらしい、さすが準決勝までくるチームといった印象を受けました。今後も越智監督の小松、中野監督の小松工と小松勢は脅威になりそうです。

今日の遊学館を振り返ってみると、投手交代のタイミングが絶妙、リリーフした平井翔の落ち着き、四死球も黒萩の1つのみ、ノーエラーとディフェンス面はほぼ完璧。あとは打線のつながりのみ。こちらは明日に期待しましょう。

これで3年連続9回目の決勝進出。明日は、いよいよ夏初めての対戦となる星稜との決勝戦。


【遊学館】  打安点振球犠盗
(遊)谷 口 430-1--
(二)藤 口 200--1-
 打二
   太 田 100--1-
(捕)小 林 500----
(投)一
   黒 萩 31112--
(三)大 瀧 420----
(一)水 上 300----
 投 平井翔 1001---
(左)北 口 420----
(右) 泉  210-11-
(中)平井健 300--1-

 投 手 回   数打安振球責 
 黒 萩 41/3   69195310
 平井翔 42/3   70173010



【小 松】  打安点振球犠盗   
(左) 高  410---1  
(中)山 根 410---1 
(右)西 口 4001---
(投)中 島 420----
(一)上 田 100--1-
 打 平 野 100----
 一 高 見 110----
(三) 森  30011-- 
(二)大 田 4001---
(遊)前 川 420----
(捕)中 田 210-11-

 投 手 回  数打安振球責 
 中 島  9    128409241

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