第97回全国高校野球選手権石川大会 準々決勝 VS鵬学園

遊学館 対 鵬学園

◇準々決勝 ◇石川県立野球場 ◇2015年7月22日

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
鵬学園 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
遊学館 0 1 0 1 0 1 0 0 x 3
(鵬)池下-備後
(遊)小孫-高本
【本塁打】小孫(遊)
【三塁打】内潟(遊)
【二塁打】石森(遊)

 
20150722

戦評

浅井監督が就任した鵬学園とは、練習試合や1年生大会では試合はしているが、公式戦では今回が初の対戦となる。遊学館山本監督も、これまで幾度としのぎを削ってきた相手浅井監督率いる鵬学園は、かなり警戒していたのではないかと思われる。
そうして、この試合の先発を任されたのは三試合連続となる小孫。3回戦の七尾戦では山本監督いわく、100点満点のピッチングだった。

小孫は立ち上がり、先頭の今大会好調の備後に中安を浴び、送りバントのあと、続く麝香にあっさりとこれもセンターに運ばれ鵬学園が先制した。備後、麝香と最も警戒していた選手に打たれての失点に先行きが不安になった。

しかし、今日の小孫も前回同様に変化球でストライクが取れ、好調を維持。3回から毎回ランナーを許すものの、連打を浴びることなく要所を締め、その後は鵬打線を無得点に抑えていく。

鵬学園の先発は左の2年生池下。1年生の時からマウンド経験豊富な池下からはそうそう点は取れないと踏んでいたが、2回の攻撃では内潟が3塁打を放ち、続く小孫のセンターへの飛球が犠牲フライとなり同点に追いつく。3回には2つの走塁ミスをするなど拙い攻撃もあったが、鵬学園も3バント失敗が2つあるなどミスが多く、助けられた部分もあった。やはり準々決勝、どちらも攻撃に関しては焦りがあったように見えた。

そんな中、4回には廣橋の今大会初ヒットが生まれ、その後2死となったが、石森が左中間を破る2塁打を放ち、一塁から廣橋が還り貴重な勝ち越しとなった。松田とレフトのポジション争いをする石森はここでも存在感を見せた。本当に今年の外野陣は好打者が揃っている。

遊学館は、中盤に入っても池下をなかなか捉える事ができず、6回も2死ランナーなし、三者凡退を避けたいところで、小孫が弾丸ライナーでレフト場外まで運んだ。小孫は自らホームランで欲しかった追加点を叩きだした。

鵬学園池下は、序盤は球数が多かったものの、アウトコースへキレのある直球が決まり、粘り強く最後まで投げ切り追加点を与えなかった。対する小孫も終盤まで崩れる事なく失点は初回の1点のみに抑えて2試合連続の完投勝利。投げるたびに投球が磨かれてきている印象だった。
終わってみれば、3-1で遊学館の勝利。両チーム無失策と締まった好ゲーム。ヒット数は似たような数だが、鵬学園には長打がなく遊学館は3本の長打がすべて得点につながったのが勝因。

準決勝の前に、このような緊張感のある試合でできてよかったと思う。あまり打てない展開で、接戦になりながらも長打で切り開く戦い方は遊学館らしい。次は準決勝、そして決勝に向けて打撃をさらに向上させて頂点を狙う。

準決勝は、25日(土)10時から石川県立野球場で行われる。
 

打者成績

【鵬学園】
守備 選手名 打数 安打 打点 三振 四球 犠打 盗塁
(捕) 備後 3 2 0 1 1
(二) 酒井 3 0 0 2 1
(中) 麝香 4 1 1 1
(右) 橋本 4 1 0 1
山森 0 0 0 1
(三) 伊東 4 0 0 3
(右)左 松下 3 1 0 1 1
(投) 池下 4 1 0 1
(一) 亀井 4 1 0
(遊) 小谷内 3 0 0
32 7 1 10 1 2 0
【遊学館】
守備 選手名 打数 安打 打点 三振 四球 犠打 盗塁
(二) 中村 4 1 0 3
(中) 飯田 2 1 0 2
(三) 土倉 2 0 0 2
(捕) 高本 3 0 0 1 1
(一) 廣橋 4 1 0
(右) 内潟 4 2 0
(投) 小孫 3 2 2 1
(左) 石森 4 2 1 1
(遊) 中野 3 0 0
29 9 3 5 3 3 0

投手成績

【鵬学園】
選手名 回数 球数 打者 安打 三振 四死 自責
池下 8 114 35 9 5 3 3
【遊学館】
選手名 回数 球数 打者 安打 三振 四死 自責
小孫 9 118 35 7 10 1 1

 

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