第99回全国高校野球選手権石川大会 準々決勝 vs北陸学院

第99回全国高校野球選手権石川大会 準々決勝 vs北陸学院

遊学館 対 北陸学院

◇準々決勝 ◇石川県立野球場 ◇2017年7月24日

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
北陸学院 0 0 1 0 0 0 0 3 1 5
遊学館 0 0 1 1 2 0 2 0 x 6
(北)長谷川、宮下、小竹-二又、吉村
(遊)石橋、栃原-牧野
【二塁打】田島、宮本(北)坂元、野坂(遊)

 
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◆第99回全国高校野球選手権石川大会 ▽準々決勝 遊学館6―5北陸学院(24日・石川県立野球場)
ノーシード校同士の戦いになった準々決勝。遊学館は3回に先制されるも、4回に石橋(3年)の適時打で逆転、さらに野坂(3年)の2本のタイムリーなどで着実にリードを広げる。終盤に追い上げられたが、なんとか1点差で逃げ切り8年連続の準決勝進出を決めた。

天候が危ぶまれる中、シートノックを省き15分繰り上げての試合開始。この日はスタメンに1年生を3人起用するなど、大幅にメンバーを入れ替えてきた遊学館。スタメンの入れ替わりが多い時は打線好調の証。大会を通じて各打者が調子を上げてきている印象を受けた。

序盤は両チームチャンスを作るも無得点。試合が動いたのは3回、北陸学院は3連打で1点を先制。立ち上がりから苦しい投球の石橋が、簡単に2死を取って波に乗るかといったタイミングでの失点だった。しかし遊学館は、すぐにその裏ヒットで出た牧野(2年)を細呂木(1年)が送ると、澤井(1年)がレフトへの適時打と、すぐさま同点に追いつく。5回には、佐藤(1年)の犠牲フライで4点目を挙げるなど着実に加点してリードを広げる展開。スタメン起用の1年生がことごとく結果を出すという見事な采配に加えて、途中代打で出場した竹村(1年)も四球で出塁するなど、1年生達の絶好のアピールの場となった。

3回戦の金沢戦で5打数5安打5打点の野坂は、この日も4打数3安打3打点と絶好調。この日の野坂は、5回と7回に適時打が飛び出しているが、いずれもその前を打つ4番・椎名が送りバントを決めており、適時打を呼び込んでいた事も見逃せない。

5点差で迎えた終盤だったが、北陸学院の終盤の粘りは脅威だった。7回から登板した栃原に襲いかかり、8回に満塁と攻め立てると、犠打飛球と2塁打、暴投で6ー4の2点差に。9回には山口の適時打で1点差に迫り、なおも2死一、二塁とあと一歩のところまで追い上げたが、6ー5で遊学館が逃げ切って準決勝進出を決めた。

投手陣では、先発・石橋は初回に3安打されるがなんとか無失点に。3回に先制されたが、この回3安打されながらも最小失点に切り抜ける粘りの投球。立ち上がりから制球に苦しみながらも、6回を投げて6安打1失点とゲームを作る投球内容だった。途中雨で1時間44分の中断もあったが、リズムを崩すことなく先発の役目は果たした。しかし、7回から登板した栃原は制球、キレともに精彩を欠く内容で3回6安打4失点の内容。2人の継投はこのチームの生命線でもあるため、次戦では栃原の復調に期待したい。

春は初戦でコールド負けからスタートしたこのチーム。去年のような超強力打線もなく、決して前評判の高いチームではなかったが、飯田戦、金沢戦で選手に自信がついてきて勝負強いバッティングが出来ている。取られたらすぐに取り返す粘り強い打撃をみせて、昨年と同じ4強まで駒を進めてきた。残り2つさらにチーム力をアップして2年ぶりの甲子園を勝ち取ってほしい。
準決勝は、春にコールド負けを喫した寺井と津幡の勝者と対戦する。試合は27日(木)県立野球場第1試合で10時開始予定。

【談話】
山本監督(遊学館):前半で得点できたのが良かった。野坂が良いところで打ってくれた。スタメンに起用した佐藤もやってくれた。欲を言えばあと1、2点取っておきたかった。

米林監督(北陸学院):先発長谷川の低めの変化球に対応された。1回戦から全校応援の大声援を受け勇気付けられありがたかった。甲子園の入口が少し見えました。

【遊学館】
守備 選手名 打数 安打 打点 三振 四球 犠打 盗塁
(捕) 牧野 5 2 0
(遊) 細呂木 3 1 0 1 1
(左) 澤井 3 2 1 1 1 1
(右) 椎名 2 0 0 1
(三) 野坂 4 3 3
(中) 佐藤 3 0 1 1 1
(一) 下谷 3 0 0
打一 竹村 0 0 0 1
井川 0 0 0
(二) 坂元 3 2 0 1
(投) 石橋 2 1 1
上田 1 0 0
栃原 1 0 0
30 11 6 2 4 5 0